会計と業績の法則

 当事務所は、経営計画も少々しつこく話し合って立てますし、会社様ご自身に記帳もしていただきますし、「会計はぜんぶ税理士に丸投げ」というやり方に比べ、会社様にとっては手間がかかります。しかし、本当にきっちり会計をつけてくださっている会社様ほど、それに付随して業績もぐんと伸びる傾向が明らかにあり、「会計としっかり向き合う=業績も伸びる」というこの関係性を、うまく説明できないものかなといつも思います。『いいものを作って売れば絶対儲かるじゃん。会計管理にかけるお金や労力なんて少ないほうがいいに決まってるじゃん。』とは限らないのが面白いところなのです。
 例えれば、なんでしょう、「偉くなるお坊さん=雑巾がけも丁寧」といったイメージでしょうか。雑巾がけと偉くなることは関係がないようですが、お寺をびしゃびしゃの雑巾を使ってザツに拭くのに「いやあ、あの人は徳がある」などとみんなに尊敬されて偉くなるお坊さんっていなそうな気がします。やっぱりキツく絞られた雑巾で誰も見ていなくてもすみずみまで拭いて、という地道なことを何年も続けていてこそ偉くなりそうです。あと何でしょう、「三ツ星レストラン=厨房もキレイ」とか。見えないとはいえ厨房がダルンダルンに汚れてゴキブリがシャシャシャーと走っているのに、洗練された美しい料理で著名人をも魅了する、2年先まで予約待ち、とかイメージが湧きません。あと「朝ジョギングしてるビジネスマン=仕事もできる」とか。ジョギングしていることと仕事ができることも、直接は関係ないように見えますが、早起きしてキラキラと朝日を浴びてジョギングをしておいて、通勤電車で疲れた顔になり、仕事中はしょんぼりしている人って想像しにくいです。たいてい、タフな仕事をしている→飲み屋に入り浸ってクダを巻くより自分を鍛える派だ→いっそ早起きしてジョギング→さわやかな笑顔でまたタフな仕事と向き合う、の流れでしょう。と、例えが長くなりましたが、そんなふうに、私の中では、「会計としっかり向き合う=業績も伸びる」なのです。
 一筋縄ではいかないことも多い中で、地道に帳簿をきっちりつけている会社のみなさまには毎度頭が下がりますし、楽しく一緒にお仕事させていただいているのを、本当にありがたく思っています。

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