どうぞ!

 所用があり、三越の食料品売り場で息子と買い物をしていたところ、見るからに高級そうな豚の角煮がはさんである中華まんの試食がありました。わ!食べてみたいな、と思ったのが伝わったのか、すぐに「どうぞ!」と店員さんから元気な声がかかったので、「え、いいのかな、じゃあ遠慮なく」みたいな誰のためかわからない小芝居に3秒ほど費やしてから、試食の中華まんを親子でパクリ。すると口の中にはふわーっと、えも言われぬ美味しさのジューシーな肉汁が。「これが高級中華まんというものか、息子よ!」「すごいね、もう1個食べたいね、お父さん!」と、ほおばったまま目と目で会話をしていたところ、またタイミングよく店員さんから「どうぞ!」と声がかかり、息子がおじぎしながら手を伸ばしたので、いやいや試食で2個目は厚かましいだろうと、良い父親ぶって「だめだめ」と息子の手を制したところ、店員さんが息子に差し出してくれていたのはお手拭きでした。お手拭きがだめって何でしょう。お手拭きを受け取ろうとしていた息子もきょとんとしています。すみません、だめなのは勝手に2個目を想像していた私です。

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