空回る父親心

 たまたま家で仕事をしていたので、習い事で遅くなった小6の息子を、バス停まで散歩がてら迎えにいきました。バス停から家までは徒歩3、4分ほどと近いのですが、やはり夜になると道が暗いので、子供ひとりでは心細かろうと、過保護なようですがまあ親心です。
 さて、いつも息子が乗ってくるバスが来ました。あ、乗ってる!などと、私に気づいていないバスの中の息子を見付けてなんだかテンションが上がり、ちょっと隠れていて驚かそうと思ったら、バスのタラップを降りてきた息子は意外にも、すぐに家方向にむかってダッシュしはじめました。小学生は意味なく走るものだということを忘れていました。あわてて追いかけたのですが、案外速くてなかなか追いつけず、途中の階段も一段飛ばしで、ハアハア言いながら追いかけ、やっと息子の肩に手をかけると、息子は「わあ!なんだ、お父さんか」とかの域ではなく、ハアハア言いながら肩をつかんできた男に心底おびえきった表情で固まっておりました。家に帰ってから母親に「あの時は、終わった、と思った」とそのホラーな状況を語る息子。安心させるつもりが、何をしに迎えに行ったかわかりません。

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