声がいい、字がうまい

 今でもたまに、仕事で司会を務めた時などに、「いい声してるね」と言っていただくことがあります。褒められることよりも叱られることほうがずっと多い人生を歩んできた私ですが、「声がいい」「字がうまい」のふたつだけは、よくお褒めの言葉をいただいてきました。公務員時代も、字が上手いからと、ご祝儀袋などの字を頼まれてよく量産していました。
 声は、恥ずかしいので人前では絶対にやりませんが、意識して低めに声を出すと、中尾彬さんの真似ができます。イメージしていただくとわかるかもしれませんが、そのキーを高くして、ちょっとポップな、独特のしゃべり方にすると、福山雅治さんに似ます。(あくまで声の話です。)福山雅治さんの歌を似せて歌うと、私に対していつも辛口な妻と子が、「ところどころだけど、すっごい似てる!」と喜んでくれます。
 しかし、たとえば「顔がいい」だと、それだけで世に出て得をすることがたくさんあると思うのですが、「字がうまい」「声がいい」だと、褒めていただけるのはとても嬉しいのですが、これといって何かすごく得をした、という記憶がありません。私の利点を掛け合わせても届かない「顔がいい」の威力。美男子のみなさんがうらやましいなと思います。

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