剣道を観た

DSC_0842 幸運にも一列目の席に座る機会をいただき、全日本剣道選手権大会を観に行ってきました。一列目、大迫力です。剣士の戦いというと、どこかスマートな印象を持ちかねませんが、間近で観ると体と体のぶつかり合いが激しく、勝敗が決まるまでやる、まさに「時間無制限の格闘技」です。
 それでも、美しい礼にはじまって、美しい礼に終わります。もちろん他のスポーツでも最後に握手を交わしたり、礼をしたりしますが、剣道はまた独特の世界観があって、防具を脱いで礼をするしきたりと共に、形骸化もせず、今っぽくもならず、ひたすらそのまま継承されてきた精神みたいなものが感じられて、今となってはむしろ新鮮です。
 会場から応援の声や、ヤジが聞こえたりすることもありません。サッカーや野球の観戦とは間逆です。ただただピーンと張り詰めた空気の中、沸きおこる大きな拍手と、驚いた時のどよめきがあるだけです。それだけで充分盛り上がっているし、楽しいのです。独特です。
 この剣道の大会は今回で61回目だったのですが、年々入場者が増えていて、今年は最多入場者数だったとのことです。私も朝9時45分の開会式から夕方5時の決勝戦まで観ていて全然飽きなかったのですが、さすがにおしりが痛くなったので、来年は可能なら小さいクッションとか持参したいです。

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