レディーボーデンのコーヒーアイス

 私にとって「子どもの頃の贅沢なアイス」といえば何と言っても「レディーボーデン」です。むかし父親が、おそらく頂き物でしょう、外国語で格好よくデザインされた、フタのフチが金色の、大きなレディーボーデンを6つもお土産に持って帰宅した時には、本当に喜びでどうにかなりそうなほど嬉しかったのを覚えています。こんなに大きいのが6つもあったら1年は持つ!と思ったのに、結局3、4日で食べてしまったレディーボーデン。最近は、大きな容器ではなく、ごく小さいひとりぶんのデザートにぴったりな大きさのものをスーパーでよく見かけ、美味しいんだよなあと、たまに買ってしまいます。
 今の「有名な贅沢アイス」代表といえばハーゲンダッツが思い浮かびますが、「これぞ本格派」というキレのあるハーゲンダッツに比べ、レディボーデンのほうが少し懐かしいアイスの味がします。特にコーヒー味なんてちょっと他にはない、癒される美味しさです。しかし、入荷量が少ないのか、コーヒー味だけ品切れのことが少なくありません。そういえば、日本はいまや日本茶よりもコーヒーを飲む人のほうが多いのではないかと思われるほど、コーヒーが愛される国になっている感じがするのですが、そのわりには、コーヒー味のアイスクリームが少ないような気がします。コーヒーは大人の飲み物で、アイスは子どもの食べ物だからかな、それとも、コーヒー味のアイスが食べたい!という気持ちは、アイスカフェオレとかを飲めば足りるからかな、などと思いをめぐらせながら、レディーボーデンのコーヒーアイスを車の後部座席に載せて、スーパーから家路につきました。

>>ブログ一覧はこちら