ヒラギノ角ゴシック体W5

 大きな声で言ったら何かの作戦のような題名ですが、文字の話です。いつもパソコンで使っている、また雑誌やテレビなどで見かける文字のフォントデザインをあまり気にされない方もいらっしゃると思いますが、私は文字が好きで、授業中はひまつぶしにひたすら明朝体をノートに練習しているような小学生だったので、そういう職業を早くから知っていたら、税理士ではなくて文字をデザインする人になりたかったなと思ったりします。
 マニアックな話になってしまいますが、最近感動したのが、できたばかりの圏央道を走っていたところ、その道路標識に、私がいちばん好きといっても過言ではない太ゴシックB101にそっくりな書体が使われていたことです。太ゴシックB101は、昔、よくTBSなどで、「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りいたしました」の時に画面で使われていた書体で、ここのところ、あまり見かけなくなっていたのです。後で調べたところ、圏央道の道路標識に使われていたのは、私の好きな字に酷似しているものの、比較的新しく作られた文字で、「ヒラギノ角ゴシック体W5」だということがわかりました。太ゴシックながら、教科書体の匂いもちょっとするような、道路標示ならではの視覚性と美しさを備えた字で、「海老名」「厚木」と標識を通過するたびに、文字の先端が微妙に太くなってる所がいいんだよなあ、上手にデザインしてあるなあ、などとうっとりしました。
 ちなみに、私はウインドウズなので知らなかったのですが、この「ヒラギノ角ゴシック体」の書体は、マックには現在標準装備だそうです。うらやましい限りです。

>>ブログ一覧はこちら